3DSの小説(予定) 意味不明 2話目

 それにしても

 全く訳がわからない話だ。
 私は歩きながら
 今までの話をまとめる。
 まず、目の前の
 彼女は白金色の鎧を
 身につけて、
 剣を持ち歩いている。
 冒険者、などという
 ファンタジーの
 世界のようなことを
 言っているが
 信用できない。
 それに
 海に飛び込んだ後
 一体何があって、
 こんな場所に
 来てしまったのか・・・。
 しばらく歩いていると
 私の頭上を大きな影が
 通っていった。
 すぐさま上を向いて
 確認する。
 何もない、
 気のせいか―
 ついに自分の頭も
 おかしくなったと
 思いながら
 前を向くと、
 後ろから
 大きな羽ばたき音が
 聞こえた。
 
 
 
 「危ない!」
 
 
 
 私に向かって飛んできた
 細長い物が
 彼女の一撃で
 真っ二つになり、
 カランと
 音を立てて落ちた。
   ・・・・・矢だ。
 飛んできた方を見ると
 銀色に光る弓を
 持った男が、
 鳥に矢を放っていた。
 矢は鳥の翼を貫通し、
 こちらに飛んでくる。
 私はとりあえず
 その場を離れる。
 すると、鳥は怒り狂ったように
 翼を大きくはためかせた。
 台風並みの突風が
 私の体をさらう。
 私は地面に
 叩きつけられた。
 そして、
 背中を強く掴まれたと
 同時に
 体が宙に浮く。
 私は瞬く間に
 はるか上空へ
 連れてかれてしまった。
 
 To be continued